対談:渡辺喜美×いさか信彦「民主党との連立はない!」

2010年06月23日

みんなの党は自慢じゃないけど、おカネも組織もない





「みんなの党は自慢じゃないけど、おカネも組織もない」

いさか

渡辺代表は、自民党が与党だった時に離党されました。

渡辺

自民党を飛び出したのが昨年1月。
その後、8月の総選挙の直前に「みんなの党」を結党しました。
私は行革担当大臣等を歴任しましたが、
自民党にいては改革など到底できないと感じた。
とにかくすごいんですよ。抵抗が。
官僚と族議員がタッグを組んで圧力をかけてくる。
このままだと日本はダメになると思いましたね。
それで真の改革をするために離党を決意しました。

いさか

私も、神戸より先に日本が潰れてしまう、
今がそれを食い止める数少ない機会だと思い、決断しました。

渡辺

いさかさんと同様、アジェンダ(政策課題)のもとに
決死の覚悟の思いを持って集まった集団であることが、
みんなの党が他党と大きく異なる点です。

また、みんなの党は自慢じゃないけど、おカネも組織もありません。
その代わりに「しがらみがない」のが最大の特長です。
自民党は、企業をはじめ様々な団体から支援をもらって政治をしていた。
だからその人たちに逆らうことができなかったのです。

政権が交代して、与党になった民主党は、
企業や公務員、教員の労働組合などから支援をもらっている。
そんな人たちに行政改革ができると思いますか?
絶対に無理です。

みんなの党は、どんな団体からも支援をいただいていません。
まったくしがらみがない。
だから、公務員改革や議会改革を前に進めることができるんです。


「民主・自民に次ぐ第三の政党支持率」

いさか

兵庫県内を廻ると「しがらみがない」という部分に
多くの有権者の方々から共感をいただいていることを実感します。

渡辺

新聞社などの世論調査によれば、
政党支持率は公明党や共産党を2倍程度上回る高い数字を出していて、
民主、自民に次ぐ3番目に位置しています。

また、ロイターが個人投資家を対象に「参院選の投票先」を聞いたところ、
みんなの党が34.8%の支持を集め、
2位の民主党(26.2%)を大きく引き離し、2ヶ月連続で首位を保っています。
みんなの党の経済政策に大きな期待が寄せられていると感じますね。


「神戸市議会に“みんなの党”会派を結成」

いさか

みんなの党への支持は、地方議員にも拡がっています。
先月末、神戸市議会に、西日本初、政令指定都市初となる、
みんなの党会派を立ち上げました。
メンバーはこれまで既成の政党に属さず、言うべきことがいえる立場から、
神戸市政を市民の思いと納税者の視点できびしくチェックしてきた面々です。

組織や団体のしがらみを断ち切って、納税者の立場を貫く政治姿勢と、
「市民の力で神戸を変えよう」という基本スタンスは、
みんなの党の結党精神と完全に一致します。

渡辺

素晴らしい動きです。
こういった動きが全国的に拡がりつつあります。
神戸を皮切りに日本中に拡大していきたいですね。
来年の統一地方選に向けて、同志をどんどん増やして行きましょう!


「増税の前にやるべきことがある」

いさか

支持が拡がる一方で、当然責任も大きくなってきます。
みんなの党の基本政策は「公務員改革」「地域主権」「経済成長戦略」ですが、
有権者の声を聞くと、公務員改革に対する期待が非常に大きい。

渡辺

今、日本は役人天国。
政治主導といいながらも、政権交代後、
今まで以上に官僚主導となっているのが現状です。
実は、民主党もマニフェストに「公務員改革をやる」と書いていました。

でも、一向に進んでいません。
それはなぜか?
公務員の身分保障や天下りといった既得権を何が何でも守ろうとする労働組合が、
民主党の最大支援組織だからです。
天下りの全面禁止や公務員の給与カットなど、
実際に改革ができるのはみんなの党だけです。

いさか

私も神戸市会議員として11年間、公務員改革を訴え続けてきました。
思いはまったく同じです。
次に「地域主権」と「経済成長戦略」ですが、
菅首相は、就任早々消費税増税を提唱しました。

渡辺

菅首相が提唱する消費税増税では、経済はますます悪くなるばかり。
みんなの党は、独自の成長戦略を持っています。
今まで官僚が独占していた分野を開放することで、
新たなビジネスチャンスを広げる。
地域主権のために新たな「国のかたち」=地域主権型道州制を導入し、
霞が関は解体・再編します。

「中小企業憲章」を制定するなど、
地域を支える中小企業の活性化、競争力向上を支援します。
それから、アジアには800兆円の市場があります。
電力・水道・鉄道・港湾などのインフラ事業や農業などの
アジア進出を国全体で後押しします。

これらの政策を実施した結果、
みんなの党は名目GDPで4%成長を達成することで、
税収の自然増による財政再建を目指します。


「アジェンダの違う政党との連立はない!」

いさか

この夏は、これらの政策実現に向けての第一歩となります。

渡辺

とにかく、民主党に過半数を取らせない。
みんなの党が躍進することで、
民主党のバラマキ政策を次々とはね返します。

現在、アジェンダ(政策課題)が一致した同志が、
全国から続々と集まっています。
タレントやスポーツ選手ではなく、皆さん各分野の専門家・実務家です。

この夏、みんなの党は台風の目になります。
議席を増やして存在感を増す。
参議院で10議席になれば党首討論ができます。
20議席になれば予算関連法案の提出権まで手に入ります。
これはすごいことです。

いさか

しかし、すぐに与党になれるわけではないという現実があります。
有権者からは「民主党と連立を組むのか?」とよく聞かれます。
ここはズバリいかがでしょうか。

渡辺

繰り返しますが我々はアジェンダの政党です。
アジェンダとは政策だけではなく、政治行動であり覚悟です。
ですので、アジェンダの違う党とは組まない。
この点は絶対にブレません。

いさか

今後も、みんなの党の立ち位置がブレることはない。

渡辺

そうです。
夏以降、民主党も自民党も今のままの姿を保っているとは思えない。
政界再編に向けての動きがあるはず。
その中で、みんなの党は「この指とまれの『政界再編』」で、
今回はホップ、来春の統一地方選がステップ、その次の衆院選をジャンプで、
第1党に躍り出ることも視野に入れています。
改革へのシナリオは着々と進んでいます。

いさか

政権交代しても、民主党の首相が変わっても、
政治の中身は何も変わってない。
民主か自民かという選択肢だけでは政治は一向によくなりません。
民主でもない、自民でもない、第三の選択肢としてみんなの党が躍進できるよう、
私も捨て身の覚悟で取り組みます。
今日はありがとうございました。

渡辺

明るい未来を語ってください!ありがとうございました。


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