いさか新聞 47号 (2007/06) 子供にツケをまわさないために
2010年05月30日
いさか新聞 47号 (2007/06)
「子どもにツケを回さないために」やはり駅前ビラ配りは私の原点です
●将来の税金を減らすための会計●
5月7日~8日に東京で行われた公会計(役所の経営報告書)の研究会に参加して来ました。そこで紹介されていた福岡県福津市の会計方式は、「市民の将来の税金」を明記する画期的なものでした。
バランスシート(貸借対照表)という会計報告書があります。資産(将来お金が入ってくるもの)と負債(将来お金が出て行くもの)を左右に並べた表です。役所の場合は毎年多くの税金を皆様からいただいて道路や公共施設などの資産を大量に築いていますから、資産より負債が多い「債務超過」と呼ばれる破産状態に陥ることは、まずあり得ません。
福津市の会計方式がユニークなのは、バランスシートを市民用と役所用の2枚に分けているところです。完成した道路や公共施設などは市民の資産として市民用バランスシートに記載し、役所の債務超過を「市民が将来必ず払わなければならない税金」として「市民の負債」と捉えています。さらに、職員に将来払う約束をしている退職金の総額や、何十年も払い続ける公共施設の維持費なども、役所の負債として計算し、「将来の税金」を正確に見積もっています。
役所の債務超過(=市民の将来の税金)をどれだけ減らすことが出来たかが、市長に財政の能力があるのか、子どもにツケを回したのかを測る、分かりやすいモノサシになるのです。
●オフィス・店舗のゴミをどう減らすか?●
この春から、オフィスや店舗のゴミは必ず、神戸市が指定した有料袋に入れて捨てることになりました。3月末から4月にかけて袋の売り切れが続出し、皆様のお仕事に多大なご迷惑をお掛けしましたことを、福祉環境委員会の議員の一人として、深くお詫び申し上げます。政策の事前準備や、皆様へのお知らせの徹底など、厳しくチェックすべき課題がいくつも残りました。
今回の有料袋制度は、捨て方が面倒になる上にお金も余分にかかると苦情をいただきますが、私はオフィスやお店のゴミ処理費用を大幅に減らせるチャンスではないかと考えています。
まず、これまで非常にあいまいだったゴミ処理業者へ支払うお金が、はっきりと「1袋いくら」という形に定められました。また、これまでは燃やしたり埋めたりするゴミ処理の料金を収集運搬料と併せてゴミ処理業者に支払っていたものが、処分料は有料袋の代金の中に含まれることになりました。
ゴミ処理業者に支払うお金は、処分料の分だけ安くなりますので、長年続いた業者との契約を、右の表をもとに見直して下さい。例えば、毎日45リットルの可燃ゴミ1袋を出しているお店は、月額4,320円が正しい収集運搬料です。
有料袋制度のポイントは、ゴミの種類によって処分料が大きく異なるという点です。これまで何でもかんでも一つの袋に混ぜ入れて、不燃ゴミとして出していたものを、資源ゴミに分別することで、袋代が75円も安く済むようになるのです。
さらに、紙・ビニール・発泡スチロールなどは資源回収やリサイクル会社に無料で引き取ってもらったり、割り箸をやめる、生ゴミは肥料にする、ゴミの出やすい仕事の進め方を見直すなどの工夫をすれば、商店街や商業ビル全体で膨大な金額のゴミ処理費用が浮いて来ます。ゴミを分別・リサイクルせずに捨てるということは、お金を捨てるのと全く同じことなのです。
●3期目もさらに頑張ります!●
4月の選挙では、連日のように駅前で演説をしたり選挙カーを走らせたりと、お騒がせいたしました。法律により選挙のお礼を申し上げることは一切禁止されていますので、当面の動きをご報告することで、その気持ちに代えさせていただきたいと思います。
まずは6月議会の始まるまでに、自民党・民主党・公明党の幹事長クラスと議論を重ね、政務調査費(議員の必要経費)を使った場合に領収書を添付・公開するルールを定めたいと思います。他の政令市や県議会のように「5万円以上使った場合だけ領収書を公開」といった骨抜きルールではなく、1円でも使った場合は領収書やレシートを公開するような制度を目指して努力します。
また、6月議会最終日の本会議質問では、この秋に行われる総合芸術祭「ビエンナーレ」について、神戸に創造的な人材を集めるための起爆剤となるよう、政策提案を準備しているところです。





