いさか新聞 32号 (2004/11) 神戸港は観光で再生するか?
2010年05月24日
いさか新聞 32号 (2004/11)
「神戸港は観光で再生するか?」来年は戦争や災害が減りますように
●戦略なき神戸港の再開発●
かつてはコンテナ取り扱い量世界2位だった神戸港も、今や世界30位以下とランクダウンしました。神戸市は、ポートアイランドを境に港の東半分を「物流ゾーン」、西半分を「親水ゾーン」と分け、貿易と観光の両面から神戸港の復活をねらっています。ポートアイランド西岸にあるPC1~PC5と呼ばれる古いバース(船着き場)も昨年取り壊され、対岸にハーバーランドやメリケンパークを臨む跡地、お台場に匹敵する立地に何を持って来るかが、神戸港西半分を「観光の港」として再生させるための勝負所のはずでした。しかし、実際の売却先は配送倉庫・中古車オークション・港湾業者・私立大学の第2キャンパス。「これのどこが『親水ゾーン』か?大学生と一部地元住民だけが水に親しめば良いというのか?今からでも、残りの空き地には集客施設を誘致し、海上交通や海からの景観を整えるべきだ。」と、10月決算委員会の総括質疑で私が追求したところ、「民間企業から観光集客施設の提案が無かった。現実的な選択だが、観光政策とズレてはいない。」と、助役からは開き直ったような答弁がありました。
その1ヵ月後、神戸市は残りの空き地を、なんと自動車教習所に売却してしまいました。選考理由は「景観に恵まれたウォーターフロントの立地を活かした事業だから」だそうです。貴重な観光用地を10万円/㎡で叩き売り(ポートアイランド2期の分譲価格は21~35万円/㎡)港を観光資源として全面的にリニューアルする最大のチャンスを逃したのではないでしょうか?
●六甲道の路上駐車対策●
JR六甲道駅周辺の路上駐車について、多くの方から苦情・ご指摘をいただいておりました。調査のうえ質問原稿を作り、10月議会の最終日に同僚議員に質問してもらいました。
神戸市は平成8年から六甲道駅周辺を違法駐車防止重点地域に指定していますが、週2回の警備員によるパトロールは、移動を呼びかけたりステッカーを貼るだけで効果がありません。警察が一斉取締りをしても、その時だけ車が逃げるだけで、30分後には元に戻ってしまいます。
地域住民や警察と連携した啓発活動は充分やっているようですが、もう一歩踏み込んだ、強制力と即効性のある路上駐車対策が必要です。警告なしで抜き打ちの路上駐車取り締まりを行うほか、簡単な工事で物理的に路上駐車が出来ないようにする方法もあります。
梅田の第2ビルと第3ビルの間の道は路上駐車による渋滞がひどかったのを、車線を隔てるライン上にゴム製のポールを立てたところ、車を停めると後ろの車が追い越して通れないような状態になり、結果的に誰も路上駐車をしない道路になっています。
●公費視察は日程スカスカ●
左図は10月下旬に行われた、ある委員会の視察日程です。3日間の日程で、視察・勉強時間はわずか3時間45分!参加した議員は移動時間ばかり長くて疲れたでしょうが、議員一人あたり12万円の予算を使ってこの内容では、納税者に批判されても仕方ないと思います。もっと有効に時間と税金を使うよう、視察先は同じ地域にまとめるなど工夫する必要があります。
●費用弁償の受け取り拒否額は1年間で576,000円に●
昨年10月より、交通費などの名目で議会に出席する度に1日9,000円支給される「費用弁償」という手当て金の受け取りを、同僚議員と一緒に拒否しています。その金額を合計してみたところ、一人分1年間で576,000円にもなりました。市役所から遠くに住む議員には1日最大14,000円の「費用弁償」が支給されており、70名の議員に恐らく年間合計4千万円以上が、給与・調査経費の他に支払われているはずです。市職員の手当て削減を主張する議員も多いですが、議員自らが手当てを見直して範を示すべきです。
1月23日(日)の午後1時~3時、都賀川で「1400mの巻き寿司」を作る区のイベントがあります。私の割り当ての人数集めに苦労していますので、参加してくださる方は年内にメールか電話ください。





