いさか新聞 23号 (2003/03) 保育所のニーズは増える一方です
2010年05月24日
いさか新聞 23号 (2003/03)
「保育所のニーズは増える一方です」娘を風呂に入れるのが日々の楽しみです
●子供が生まれました●
私ごとで大変恐縮ですが、先日、初めての子供が生まれました。 立会い出産では何もしてやれることがなく、女性の底力にひたすら頭の下がる思いがしました。最後の踏ん張りとともに、ついに出産。そして、母娘の初対面。久々に感動して涙があふれました。 全ての人に「ありがとう」を言いたくなりました。
「子供の世代に役所の借金を残すのではなく、神戸の誇る美しい六甲山と灘の海を残そう」これまで議会で、街頭で、訴え続けてきました。これからは「子供の世代」なんて他人事でなく、「この子のために」という気持ちで、より一層、まっすぐに政治に取り組みます。そして子育てや教育、福祉の問題にも生活実感のこもった提案をし続けて参ります。
娘の名は「朱里(あかり)」と名づけました。神戸を照らす明かりとなってほしいと思います。 ご心配くださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
●病後児保育が実現しました●
2月から、灘区・岩屋をはじめ市内3ヶ所で、病後の子供を預かってくれるサービスが始まりました。2001年の夏から秋にかけて、福祉環境委員会や病院事業決算委員会で繰り返し提案して、市長への要望事項にも盛り込みながら、やっと予算のついた事業です。
ご利用方法は簡単、まずは岩屋にある「高橋クリニック(882-6432)」に電話してください。診療時間は午前9時~12時と午後4時~7時ですが、電話は午前8時半ごろから通じるようです。院長の診断を受けて許可が出れば、すぐに隣の施設「はぐはぐ」に子供を預けることが出来ます。前日に診療を済ませておけば、翌朝は8時から預けて仕事に出かけることも出来ます。
子供が病気になった初日・2日目ではなく、治りかけの微熱の時期に、仕事や冠婚葬祭など止むを得ない用事で子供の看病が出来ない時、1日2,000円で利用できます。
子育てしながらのお仕事は、ホントに大変ですよね。(最近すこし実感してます)こういう便利な制度をいざというときに活用して、上手に乗り切ってください。
●減らない保育所のニーズ●
下の表は、神戸市の保育所待機児童(入所の順番待ちをしている子供の人数)です。
平成12年から14年にかけて、待機児童数は減っているようにも見えます。(平成14年に大きく減っているのは、待機児童の数え方が少し変わったという理由もあります)しかし、無認可保育所や社内の託児室に預けられている子供も多く、さらに人数5人以下の保育施設は、神戸市に届出をする必要がないため、認可保育所に入りたいのに入れない子供が一体何人いるのか、誰も把握できない状態です。
「待機児童を減らそうと保育所を増設すると、新たな申し込みが増えて待機児童が発生してしまう」と、神戸市の担当者は嘆いていましたが、逆に言えば、それだけ隠れたニーズが多いということです。いまだに議会では「子供は母親の愛情あふれる家庭で育てるべきだ」という発言がありますが、そのようなタテマエだけで現実を放置した結果が、現在の超・低出生率ではないでしょうか?
●多様な保育サービスを選べる制度●
駅の近くで深夜保育をやってくれる無認可保育所は、利用者のニーズを満たしている面もあります。しかし無認可保育所は、当然ながら市からの補助金もなく、利用料はすべて親が負担しています。コストの話で言えば、0歳児保育の定員を1人増やすためのコストを財務省が計算した結果、公立では年間約350万円、民間の認可保育所だと約240万円と大きな較差があるそうです。
公立・民間の違いや認可の有無にこだわらず、利用者が自由に保育施設を選べるように、市が利用者にバウチャー(保育所利用券)を支給する方法が考えられます。その際に最も大切なことは、無認可保育所の保育環境を役所が厳しく監督することです。施設の規模では認可の基準を満たしていなくても、保育内容が基準を満たしているかどうか、第3者による評価制度があれば、利用者も安心して施設を選ぶことが出来ます。
退職したシルバー保育士や、学生の保育インターン(体験見習い制度)などを受け入れて、保育に最も必要なマンパワーを充分に確保することも大切です。場所も人もお金も、社会全体で保育サービスを提供すべき時代がやって来ています。
そのほか、予算委員会で合計14の提案・質問をいたしました。
- 山の手の住宅地に高層マンションが建たないように、景観規制を厳しくしてはどうか?
- 生活保護を抜けると同時に各種の優遇を同時に外すと、手取り額が大きく減ってしまうが?
- 5月から健康増進法で受動喫煙の防止が義務付けられるが、まず公共施設を分煙してはどうか?
- 現在の乳ガン検診は効果がないので、効果が認められているX線検査を導入すべきではないか?





