いさか新聞 5号 (2000/01) 今号は怪しい出来事がいっぱいです
2010年05月24日
いさか新聞 5号 (2000/01)
「今号は怪しい出来事がいっぱいです」
●いさかホームページを新設●
2000年を機に新しいホームページを立ち上げました。軽さと見やすさを重視しながら、いさか新聞のバックナンバーや議会発言の記録、神戸空港の問題点、住民投票運動の資料、リンク集や質問コーナー、イベント情報や個人的な情報など、盛りだくさんの内容を目指していきます。ホームページに関するアイディアやご要望なども、どんどんお寄せください。新ホームページはこちら
●介護保険の議論は再び密室の中へ●
民間の介護事業者の不正を予防する監視組織(オンブズマン)のこと、契約時のトラブルを防ぐための契約書モデルの作成、「自立できる」と判定された方への介護保険枠外のサービス内容など、数多くの課題を積み残したまま、介護保険策定委員会は12月20日に解散しました。12月15日、決算特別委員会の総括質疑で、この件について市長に質問をぶつけましたところ、「代わりに出来た<介護サービス研究会>で数人の専門家が非公開で話し合い、最後に市議会のチェックを通すので問題ない」というお答えでした。
「市民がいると決めにくい事もありますし、なんでも情報公開すればいいという訳ではないんです」と市長のホンネ発言も飛び出しましたが、「市民の福祉を大きく揺るがす問題だから、議会のチェックだけでなく市民参加型の策定委員会を設けなさい」という国の方針があったのに、あえて策定委員会を解散して議論を非公開の場に戻すのは、この方針に逆らっていると思います。今年4月の介護保険スタート後は、制度改善の議論を再び公開の場に引き出さなければいけません。
●最後の大バクチ?医療産業都市構想●
12月24日、ポートアイランド2期の土地が売れずに困っている神戸市が最後に頼りにしている医療産業都市構想の第1番目の施設、「先端医療センター」40億円の予算が議会を通りました。この構想は、マルチメディア都市構想や上海-長江交易事業などが上手くいっていない神戸市が、「もうこれしか残っていない」と急に最近がんばりだしたプロジェクトですが、あまり急ぎすぎて、まだ誰がこの先端医療センターを運営するのか全く決まっていない段階です。建設費総額120億円のうち、国の補助は30億円で、神戸市の出資40億円の他にこの「謎の運営団体」が50億円を出さなければなりませんが、もっと心配なのは、世界的なお医者さんや医療研究者の給料や、ハイテク医療機器の維持費など、毎年、何十億というものすごいお金がかかりそうなことです。議会でいくら質問しても、「運営団体については、まだ何も決まっていません」というお答えだけで、「中身は決まっていないけれど、箱だけ造りたいから金を出せ」では、予算を通してよいかどうかの判断も不可能なはずですが、与党議員がいつも通り賛成して、あっさり議会を通過してしまいました。
●空港整備本部の怪しすぎる議会答弁●
12月22日の空港特別委員会での質疑をご紹介します。
- 超低空飛行をしながら旋回という無理な操縦しなければいけないのは、危険ではないか?
- 那覇空港でも旋回が行われています。←11月の航空安全会議との会談では那覇空港は低空飛行だけと認めていたのに。
- 垂水で低空飛行をすると、関空のレーダーに映らない可能性があり、危険ではないか?
- 「水平レーダー」を設置します。 ←管制官の方がおっしゃるには「そんなものはない」そうです。
- 飛行機のフラップ(高度調整のための翼)を下げたまま飛行するので、騒音がひどくなるが?
- 市の発表した騒音数値は、運輸省の騒音データに基づいて修正してある。こんな無茶な飛び方をさせる空港は他にないのに、なぜその飛び方のデータがあるの?
空港利用者の予測も、「伊丹より神戸が近い人は、便数の少なさを気にせずみんな神戸空港を利用する」というような時代遅れの理論に基づいて計算されていることが分かりました。委員会の発言は記録されないからといって、議員や市民をごまかしてまで神戸空港を造りたいようです。
●前回のアンケート結果●
神戸空港については、「出来ればやめてほしい」と「絶対許せない」が合わせて80%、「もうあきらめた」が10%、「賛成している」と「どちらでも良い」が5%ずつでした。
市長リコールについては「署名ぐらいはする」が75%、「そこまでする必要がない」と「よく分からない」が10%ずつ、「署名を集める受任者になる」は5%でした。←ありがとうございます。でも、もっとみんな手伝って下さい





